島村楽器 けやきウォーク前橋店 シマブロ

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1/29(日)FIRE直伝!ベースサウンドメイクセミナーレポート!

皆さんこんにちは!ギター担当林です!先日行われたFIRE氏によるベースの音作りセミナーのレポートをさせて頂きます!では早速!

FIRE氏プロフィール

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本名:松田卓己  5月25日生 (双子座) A型
奈良で青春時代を過ごし、16才の時ヴァン・ヘイレンやイングウェイのギターにショックを受け何故かベースを始める。
暫く、メタルバンドと早弾きばかりやっていたが、20才の時意を決し「天理大学インドネシア学科」を辞め、「大阪スクール・オブ・ミュージック専門学校」に入学、その後ロサンゼルスの『M.I.』に一年間留学。B.I.T.にてティム・ボガード、ゲイリーウイリス等に師事しJAZZや理論を深く学ぶ一方本場のROCKに触れる。 その頃から何故か「FIRE」と呼ばれ始める。
帰国後、大阪スクールオブミューシック専門学校で研究生として講師をする傍ら、大阪で『BORO』のサポートや『ローゼン・フェルド』 等をやっていたが、上京。『レディオ・クリスマス』等自らのバンドで活動していた。'97年にロスの仲間と組んだトリオバンド『SUPER TRAPP』でBMGよりデビュー、同社にて2枚のアルバムと5枚のシングルをリリースする。 
その後 SUPER TRAPPは活動休止、アースシェイカーMARCYとのBAND『the MARCY BAND』や、KERA率いる『ザ・シンセサイザーズ』等、数多くのバンドを掛け持ちする傍ら、『福山雅治』や『矢井田瞳』 等のサポートをこなしつつ様々なレコーディングに参加。 
'05年にDragon Ashの Hirokiのミクスチャーバンド『Dt.』のベーシストとして avexよりデビュー、並行して『SUGIZO』や『絢香』,『秦基博』,『安室奈美恵』等のLIVEでも 全国を駆け回る。

当日のFIRE氏使用機材

SUGI NB5 33 DC

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FIREさんと言えばこのベース!青い部分以外はほぼ木そのものの色で作られております!何でも100万くらいだとか、、、前橋店でもSUGIやその他メーカーのオーダー承っておりますので気になった方は林までご相談下さい!

EDEN TN501

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FIREさんは日頃からEDENを愛用しており、当日もこちらのTN501を使用していました。EDENアンプは輪郭のあるサウンドが出せ、ボーカルの邪魔をしない音作りが出来ます。なのでFIREさんはEDENを愛用しているようです!

EDEN Glowplug, CaliforniWAH, I90, WTDI

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EDENの各種エフェクターです!何と言っても値段が安くコストパフォーマンスが良いのが特徴です!FIREさんは全てお気に入りだそうですが、特にWTDIを絶賛しています!後半ではそれぞれのエフェクターを使ってどんなジャンルに対応できるかをお教えします!

Singular Sound BeatBuddy

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こちらはデモ演奏で使用したドラムマシン!様々なパターンが出せる高機能モデル!

まずはデモ演奏から!

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自己紹介もそこそこに早速デモ演奏へ!
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ベースマガジンにて配布されたFIREさんが作った「Soft Candy」を披露して頂きました!グルーヴ感もたっぷりで、極上テクニックにお客様も魅了されていました!

EDENとの出会い!

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FIREさんとEDENとの出会いは当時師匠が使用していたのがEDENだったそうです。FIREさんは当時フォデラというベースを使っており、それに合うアンプを探していたそうです。レンジが広く、ベース本来の魅力を引き出してくれるサウンドに惚れたそうです。様々なジャンルに対応出来るのも特徴で、ジャズやハードコアまで対応可能だそうです。特に歪ませなくてもゴリゴリなサウンドが出せるのが使いやすいそうです!

EDENの特徴 パライコ!

当日はFIREさん特製のテキストも配って頂き、それを見ながらのセミナーでした!

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中身は参加した人だけの秘密です!

来れなかった人のためにも少し説明させて頂きます!EDEN TN501の特徴の1つがこの「パライコ」。パライコとは「パラメトリックイコライザー」の略です。レベルを上げ下げする中心の周波数帯をピンポイントで設定できるので、よりコダワった音作りが可能になります。
イコライザーは2種類あり、1つは前述のパライコ、もう1つは「グライコ」です。「グライコ」とは「グラフフィックイコライザー」の略です。こちらはミキサーなどに付いており、周波数ごとにフェーダーを上げ下げして音を作れるものです。(エフェクターでいうとMXR 10bandEQなど)
今回はこのパライコのオススメポイントを紹介して頂きました!
グライコはエフェクターを直列した時と同じで、周波数分の回路を通っていきます。そのためどうしても音が劣化してしまいます。(グライコはその分使いやすいのが特徴です!)そのためFIREさんはどうしても必要な時以外は極力使わないそうです。
音作りのポイントは「欲しい音の少し上の部分を上げる」という事でした。EDENのパライコはLOW-MIDとHIGH-MIDの周波数とレベルを調整できます。
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上にあるKとか書いてあるつまみが周波数、下のつまみがレベルです。

その調整方法は、
①レベルをまず最大にする。
②音を出しながら周波数つまみをいじり欲しい音を探す。
③音を出しながらレベルを戻しながら調整する。
ピンポイントで削っていきたい時は1度レベルを最大にしてから戻していくと見つけやすいそうです!
また、エンハンスというスイッチとつまみがありますが、こちらは押すとドンシャリの音にすることができます!(ドンシャリとは高音と低音が上がっていて中音が削られている状態です。)
私も初めて聞く事ばかりでしたので、勉強になりました!イマイチ分からないって方はお電話でもお答えしますので、お気軽にお問い合わせ下さい!

またまたデモ演奏!

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名曲「酒とバラの日々」をプレイして頂きました。ジャジーな曲で熱くなった頭を少し冷まさせて頂きました!

お次はD.I. LINEとAMP MICの違いについて!

通常ライブハウスではエレキギターアンプマイクを立てて音を拾いスピーカーから出します。しかし、ベースはアンプからの音ではなく、ラインからの音をスピーカーから出しています。(勿論例外のライブハウスもあると思いますが、基本はこの形式が多いと思われます。)
つまり聞く側=お客さんはアンプの出音ではなく、ラインから出ている音を聞いています。せっかくいいアンプを使っても8割はラインから出ている音がメインで聞こえています。そのためプロのベーシストの多くは高級D.I.を使用していたりします。しかし!EDENのヘッドアンプにはD.I.が内蔵されており、そこからライン出力が可能です!つまり高級D.I.を買わなくてもアンプそのものの音を出せる訳です!お金の無いバンドマンの味方ですね!
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こちらがヘッドアンプの裏側。真ん中のスピコンからキャビへ。右側のキャノンケーブルからラインが出ています。

(私も昔バンドマンでお金がなかった過去があります、、、)D.I.が内蔵されているメリットとして、バンドが聞いている「中音」とお客さんが聞いている「外音」がバッチリ合うのも特徴です。外部D.I.を使うと少しですが、外音と中音に微々たるものですが、「ズレ」が生じます。(これは位相というものですが、この話をすると長くなるので気になる方は林まで。)それが無いのが良いところなんです!

豆知識!

レコーディングでは、ライン50%、アンプ50%。ライブでは、ライン90%、アンプ10%の割合で音が作られています。つまりラインを極める事が良い音出してるベーシストに近づくという事です!ラインの音を極めるべし!

皆様ついてきてますか?もう少しです!お次は周波数について!

周波数(Hz)というのは楽器によって出ている部分が違うのですが、簡単に説明すると、
1.2kHZが大体ボーカルが出している周波数です。ここを下げればボーカルの聞こえがよくなります。
4kHzを上げるとシンバルと被ってきます。80~160Hz辺りを上げるとベースらしい音が出てきます。(人間の耳に聞こえやすいのは実はミドル辺りなのです。)
つまりそれぞれの楽器が同じ周波数で音を出すとぶつかってお互い聞こえづらくなってしまいます。なかなか難しいですが、そこを意識するとバンドサウンドも良くしていけますよ!ちなみにバスドラとベースの周波数をあえてぶつけて迫力を出す。なんて方法もあります。前橋店ではバンドクリニックという無料のバンド診断も行ってますので、音作りが上手くいかないってバンドさんは是非ご相談下さい!

サウンドバリエーションについて!

ドラムマシンを使用して、デモ演奏を交えながらエフェクターの使い方を教えて頂きました!

ROCK(Glowplug使用)

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エンハンスを上げて、ピック弾き!アンプを歪ませたような音が出せます。ナチュラなサウンドでもゴリゴリ攻められます!

METAL(WTDI使用)

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アンプとギャップのある音作りをしてよりオールラウウンダーに。いわゆるVサウンド。(ドンシャリ+コンプレッサーのつまみを上げる)轟音バンドでも埋もれないサウンドになっていました!

FUNK(WTDI、CaliforniWAH使用)

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こちらもドンシャリ+コンプでスラップで演奏。マーカス・ミラーサウンドが出せます!EDENのオートワウはレベルが付いていてうるさいと言われがちなワウサウンドも気持ち良く作れます!

JAZZ(I90使用)

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ミドルを強調する事によりフレットレスベースの様なサウンドに。更にコーラスをかける事でジャコ・パストリアスの様な音作りも可能!

REGGAE(WTDI使用)

ULTRA LOWと言われる超ベース音上げのセッティング。他のジャンルでは中々使いませんが、レゲエをやる時にはベスト!上手くアタックだけ削れればピッチ感を損なわずに馴染ませられます。

TECHNO(CaliforniWAH)

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このサウンドは衝撃でした!ワウを強めにかけ、ランダムにタッピングをする事で人力アルペジエーターができます!更に弾く強さに応じてワウのかかり方が変えられるので曲に合わせて変化させる事が可能です。ブレンド無しでも音痩せしないのも特徴です!また、この時のデモ演奏でピックミュートを組み合わせた新技を発明していました。恐るべしFIREさん、、、

FIREさんは「ボリュームは変わらず、強く弾けば強い音、弱く弾けば弱い音が出せる」というサウンドメイクを行っているそうです。
最後に当時のFIREさんの名言!!

「正解は自分の耳にある!」

最後はみんなで記念撮影!

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多くのお客様にお越し頂き、非常に盛り上がるイベントとなりました!FIREさん、ご協力頂いたYAMAHAの皆様ありがとうございます!そしてお越し頂いた皆様本当にありがとうございます!それではまた次のイベントでお会いしましょう!林でした!

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